第7回 みつばち寄席
2008年 09月 13日
先週行ったとき、偶然「はちみつ祭り」というのをやっていて、
2,000円以上買ったら、落語の券を2枚くれるという
太っ腹な企画をやっていたので、がんばって2枚もらいました。
出演者は、林家木久扇さん、林家きく姫さん、三遊亭円馬さんと
色ものさんでした。
落語ファンの方ならご存知かもしれませんが、
三遊亭円馬さんだけが落語芸術協会で、他の人は落語協会なんですけど
普通、どっちか一方で揃ってるので、すごく不思議な感じでした。
18時、開場で18時2分に行ったにもかかわらず、
会場の仙北市民会館の駐車場はほぼ満杯です。
なんとか車を停めて、中に入ったら席も3分の2以上埋まってる。
なんで~~~~?
後で主催者挨拶でわかったんですけど、
15時から並んでいた人たちがいたとか・・・・・。
アイドルのコンサート並みの盛り上がりっぷりですよ。
前座さん 転失気
ご存知、おならのお話。
1000人のお客さんに緊張したのか、名乗るのも忘れ
話もしじゅう早口。
笑えないを通り越して、気の毒になってきました。
名乗らなくてよかったかも・・・・。(ひょ~辛口~)
林家きく姫 元犬
深川の八幡様の境内にいる白い犬が、念願かなって人間になれる。
やっぱり女性の噺家さんてのは難しいんですかねぇ。
こんな有名な人でも・・・・。
話は流暢だし、下手ってわけじゃないと思うんですよ。
でも、会場の温度が、3度くらい低くなった感じです。(ひょ~また辛口~)
三増紋之助 江戸曲独楽
独楽回しですね。面白い!
3度下がった会場の温度を、10度くらい上げてくれました!
独楽回しなんて分かりにくいもの、大きな会場でやるなんて
無理なんじゃないかと思っていたら、
それを逆手にとって笑わせて、ホント楽しかったです。
なかでも、トトロが独楽に乗って綱渡りするという芸をやってくれたのが
もう楽しくて、楽しくて~~~。本日2位の功労者!!
三遊亭円馬 牛ほめ
普段からアホ呼ばわりされてる与太郎が、父親に教えてもらったとおり
おじさんの新築のお祝いの口上をしたところ、おこずかいをもらえたので、
今度は牛をほめにいく話。
私が今日一番楽しみにしていた噺家さん。
奥様が田沢湖の出身らしく、それで呼ばれたそうです。
それを聞いて、ようやっと納得しました。
黒紋付を着て出てきたとき、平治さんを思い出しましたが、
噺も平治さん級に面白かった!!
平治さんはさっぱりタイプだけど、円馬さんはくねくねタイプ。
ようやく会場の温度も沸騰しました。
隣のおばさんがひきつけ起こすんじゃないかと思いましたよ。
すず風にゃんこ・金魚
年齢不詳の女性2人組み漫才。
途中から片方がチンパンジーのマネをしながら
客席を走り回り、男性客にキスしまくるという悪ノリをしたけど、
意外とそれは受けてました。
私はちょっと・・・・・。
林家木久扇 漫談
初めて聞くので、少しは楽しみにしてたんですけど、
漫談で終わったので、がっかりしました。
でも気持ち分からないでもないです。
絶対、円馬さんより面白い落語をしなくちゃいけないという
プレッシャーに負けたとみました。(本日、一番の辛口?)
田沢湖の皆さんは、暖かく、笑ってあげてました。
(有名人だということと、顔の面白さだけで笑っちゃったかも)