ポルトガル 3日目 シントラ観光(1)
2017年 06月 12日
月曜日になったせいか、昨日より人が少ない。アジア人はゼロ。
スイーツの種類が昨日とちょっと違うけど、私の大好きな3点セットはあった♪毎日食べたい!
せっかくだからローストビーフとサーモンでオープンサンド作ってみた♪食べすぎかな?
8:00 出発。今日は電車でリスボン郊外のシントラへ行く。
ホテルの横のロシオ駅からスタート。シントラまではリスボアカードで(今日の9時過ぎまで使える)。
シントラ行きの電車は、がらがら。月曜日だからかな。
近くにアジア人の女の子二人組がいるけど、韓国人っぽい。日本人いないなぁ。
8:50 シントラ到着。
いつの間にか寝込んでいたみたいで、みんなが降りる気配で目が覚めた。しげちゃんは起きてたのにぼーっとしてたみたい。バスに乗るのに行列とWEBに書いてあったけど、もう出遅れちゃったのでゆっくり降りよう。
それにしても落書きがすごい。リスボンで夜にコカインを売ってるお兄さんを見かけた以外には悪そうな人みかけないけど、どんな人たちが書いてるんだろうか。
日本では駅構内の掲示板には、駅名とか時刻表、構内案内などが書いてあるけど、ここにはそんなものは一切なく、全てが広告(しかも全部が水着の女性)。
駅の自動改札を出て右のほうに行くとバスはいたけど、私たちが乗りたい434ではない。他の観光客がそのバスの運転手さんに「あっちあっち」と先の方を示されたのでそっちに向かう。だからー、観光客の多さに比べて情報が少ないんだってー。しばらく歩いていると駅舎があった。
あれ?あ、こっちがメインの出口なのね。タイルが綺麗。
「Ask me Sintra」という窓口があったので、行ってみたら、今日周りたいところのチケットを売っていた。しかもギリギリまだリスボアカード割引が使える(あと10分)!ということで、ペナ宮、ムーア、王宮の入場券を買う。レガレイラ宮殿は私立なのでここには無いと言われる。バスの券は?と聞いたら「運転手から買え」と。(←これが謎)
バスに並ぶ。すでに30人くらい並んでる。大きいバスだったら乗れるね。女性2人がチケットを売っている。お、珍しく気が利いてるじゃないか。9:15バススタート。無事、乗れた!
のっけからいきなり坂道。そしてずっと細い坂道をずんずん登って行く。なんか箱根みたい。座れなかったので、必死にバーにつかまる。
最初は王宮。老夫婦が1組だけ降りる。もらった地図には、王宮→ペナ宮→ムーアと書いてあるが、順番は逆のはず・・・・。やっぱりそうだった。ムーアに停まった。5分の1くらいしか降りない。ムーアからペナ宮までなかなかの坂道(後でここを歩こうと思ってる)。バスは一方通行だけど乗用車が通るので、結構ぎりぎり。
ペナ宮で全員下車。
9:45 ペナ宮の門の前には人がたくさん。チケット売り場が開いたばかりで、みんな並んでるけど、私たちはもう買っているので、門の人にチケットを見せたら入れてくれた。買っといて良かった!
門から入るとすぐに園内バスが停まっている。お城まで歩いて10分かかるし急こう配なので、€3でバスに乗ることも出来る。私たちは歩くよ。キツイけど森の中を歩いているようで気持ちい。空気はきれいでヒンヤリとしている。
お城についたら、ちょうどバスも到着してた。バスの人が降りてくる前に急いで入ろう!
ポップでカラフルなお城で、威厳のようなものは無い。
イスラム風の門を抜ける。タイルが美しいし、からまった蛇の模様が良い~。
別の部分が見えてきた。ふふふ、なんかゲームに出てくるお城みたい。
私の好きなやつ。ケロケロケロケロ~。
入ってすぐに「Wall Walk」という小さい案内板を見つけたので行ってみる。一番乗りで誰もいない。見晴らし最高!この後に行くムーアの城壁も見える。
ペナ宮はそこにあった岩をそのままにしてその上に建てているので、あちこちにごつごつした巨石が残っている。
お城は崖っぷちに建っているので、落ちたら絶対に死ぬ。しげちゃんは「怖い!足が震える!」とか言ってる。バンジージャンプしたことあるクセに変なの。
それにしても気持ちいい。夏のシントラは霧が多いそうだが、視界良好!空気はきれいだし、毎夏ここで過ごしたい~(ノルウェーもいいけど、物価はこっちの方が安いし)。みんな先に室内を見ているのか、誰にもあわず、さらにいい気分。
城壁歩き終了。室内に入ろう。
無地の壁はカラフル、タイルはプリティ。ここのおじさんも可愛いの好きなんだね。っていうか、渋好みなの結局は日本のおじさんだけなんじゃないの?中国だって韓国だって建物可愛いよね。
手すりはタコの足みたい(笑)。
遊び心もあり、比較的新しいお城なので、調度品もきれいに残っていて、今すぐにでも住めそう。クラシックホテルみたい。
中でも女王の部屋が一番好き。最初は別の人の部屋だったけど、女王が自分のものにしたらしい。わかる~。
テラスに出る。入口辺りにいま到着した人たちが一杯いる!早めに来てよかった~!
半魚人みたいな像が面白い。ネプチューン?
テラスの横についている、アラビア風の小部屋。壁と天井のアラビア風の細工がすごい。
台所も今すぐ使えそう。ベストオブ住みたいお城!楽しかった!
10:40 ペナ宮を出てムーアまで歩いて戻る。徒歩10分だと言っているのに、すぐに人に聞いちゃうしげちゃんが入口の人に「ムーアはどっち?」と聞くもなかなか伝わらない。発音としては「モーア」が正解らしい。「歩いて5分」と教えてくれた。
車がばんばん通る細い道を歩いて5分、ムーアまで戻った。荒れ地のMoorじゃなくて、ムーア人のMoore。ムーア人といえば、映画ロビン・フッドのモーガン・フリーマン思い出す。ムーア人(北部イスラム人)が作ったから、ムーアの長城。ここのチケット売り場も行列できてた。
リスボンではジャカランダが終わりかけてたけど、ここではアジサイがベストシーズン。日本のとそっくり。
ムーアはポルトガル版万里の長城で、しげちゃんが一番楽しみにしていたところ。小さい石を積み上げて造ってある。石は小さくてもこんな大きいもの作るの大変だったろうなぁ。どのくらいの人数でやったんだろう。
太陽が高くなってきたので日差しが強い!壁が開いているところは風が通って気持ちいいけど、そうでないところはひたすら暑い。とりあえず一番高いところを目指す。
万里の長城と比べると横幅が狭いので、ところどころ怖いところがある。
ゆっくり見ながら登って一番ところまで30分。ペナ宮やシントラの街、王宮も見える。レガレイラ宮殿も見える。
王宮の白いトンガリ帽みたいな煙突はふざけてるみたいな形だ。
元来た道をそのまま戻る。もう半分あるけど、しげちゃんだけ行く。私は疲れたので広場で休憩。
12:05 バス停に行くと、5分も待たずに434のバスが来た。
降りる人はあまりいなかったけど、無理やり乗り込む。しげちゃんがあまりにもフロントガラスに近すぎて、運転手さんに注意される。
ペナ宮でほとんどの人が降りたので、座れた!ラッキー!