ポルトガル 2日目 リスボン観光(1)
2017年 06月 11日
部屋についているネスカフェ・ドルチェグストで「マカロングリーンティ」というのを入れてみた。
甘い緑茶だった・・・・激マズぅ・・・
7:00 ルームキーが入っていた紙に一泊料金が「€186+TAX」と書いてあるのを見たしげちゃんが
「ちょっと高くない~?」と言ってきた。いや値段は高くないです。
でも、税込みのはずだぞ?と思って、フロントに聞きに行ったら、
市税として1日1人€1かかりますと言われた。
いや、€1ならいいけど、それならそうと書いといてよね~。消費税24%なんだから!
朝食会場も豪華で素敵~。天井が高くて大きいシャンデリア。
オムレツを作る人はいないけど、ちゃんと卵もあるし、お客さんもみんな小声でしゃべってて上品~。
団体客はいない。
唐突ですが、
<今回のポルトガル旅行でやりたい10のこと>
1 リスボンでナタ(エッグタルト)を食べる
2 リスボンでケーブルカーに乗る
3 リスボンのアルファマを散歩する
4 アローシュ(リゾット)を食べる
5 シントラに行く
6 バカラウ・ア・ブラスを食べる
7 ポルトの橋の上から景色を見る
8 アズレージョをたくさん見る
9 コインブラ大学の図書館に行く
10 世界で一番美しい書店に行く
いきなりありました!エッグタルト!!
甘いものには栄養ないとは思いますが、甘いものが美味しそうぅぅ。
ライスプディング、プリン、アップルパイも取ってしまった。
しげちゃんは朝からスパークリングワインを飲んでいる。
西洋人と東洋人は半々くらい。私たちの他の東洋人は、日本人の60代のご夫婦。
全体的に平均年齢高い。(60くらいかな?)
後から入ってきた80歳くらいの西洋人男性が大量のローストビーフを皿に取っていた。
あのくらいの年齢で旅行するくらいだから、胃腸が上部なんだろうね。
ラテン系(しかもたぶん中南米)の人たちが入ってきた。顔もさることながら、薄着なのですぐわかる。
日中韓の違いは私にはよくわからないけど、女の子一人でストレートのログヘアでお肌つるつる、
これはコリアンだね。
しげちゃんが両手首に細めのパンツ紐みたいなグレーのゴムをしている。
・・・それは、飛行機で食事の時にナプキンとカラトリーをまとめてあったアレでは・・・。
一体なんのつもりなのか・・・・。しげちゃんのおしゃれ心は私にはとうてい理解できない。
部屋に戻って、出かける準備。
暑いときに首に巻こうと思って持ってきたアイスのん(小)は、
冷蔵庫に冷凍庫がついていないので全く凍ってなかった。
8:45 出発。
この写真だとあまり高級に見えないけど、私たちのホテル♪
ホテルの横のロシオ駅
昨日バスを降りたフィゲイラ広場にあるトラム乗り場を探す。
ぐるっと半周して見つけた。すでに20人くらいの人が待っている。
んが、どっちから乗るのか不明なので、行列のどっちにつけばいいのかわからない。まいっか。
10分くらいで、小さい古いトラムが来た。
昨日買ったリスボアカードを入口の機械にピッと押し付けて入る。
椅子に座ることができた。
暑いので窓を開けると、どこにもカチッとはまらず、時間とともにじわじわ降りてくる。
前の席の人の窓もじわじわ降りてきて諦めてたので、私たちも諦める。
しばらく狭い道を走った後、海沿いのまあまあ広い道に出る。
少しすると、今日お昼を食べようと思っている、リベイラ市場の横を通る。
30分くらい走ったところで、ジェロニモス修道院が見え、何人か降りる。
私たちはベレンの塔に先に行く。
ベレンの塔はジェロニモスの1つ先の停留所だと思ってたけど、誰も降りないぞ?
さらにもう一つ次の停留所でたくさん降りたので、私たちも降りる。
降りてもすぐには何も見えなかったけど、少し歩くと海の方にベレンの塔が見えたので
そちらに向かう。陸橋を渡って公園の先にベレンの塔。
司馬遼太郎が「テージョ川の公女」と言ったらしい。結構がっちりしてるけどね。
オープン前なのに、すでに50人くらいの人がいる。
並ばずに近くで写真を撮ったりしてるし、中国人と南米人っぽいので、たぶん団体客だな。
私たちはリスボアカードはあるけど、それでもチケットを買わないといけないらしいので列に並ぶ。
10:00 入場が始まる。列はノロノロと進む。
あと20人くらいのところで、団体客に追い越されるのに不満を覚えた西洋人のおばさんが
列を離れてチケット売り場に行き、何やらごちゃごちゃ言っていたが、結局戻ってきた。
いやいや無理だって。前後の人と苦笑。
再びしばらくノロノロと進むが、あと10人くらいのところで、またあのおばさんがチャレンジ。
窓口は1つしかないらしく、そのおばさんのせいで、列が全く動かなくなった。
ちょっとぉーー!もうすぐ入れるでしょーよー。列がピクリとも動かないじゃないか!
誰かー、ガードマンー!追い払ってーーー!
あのおばさんがいなかったらたぶん10分くらいで入れたけど、全部で30分くらい並んだ。
日射病になるかと思ったわ!
ベレンの塔のチケット売り場で、ジェロニモ修道院のチケットも一緒にくれと言ったけど断れる。
えー、まじでー?ネットの情報では共通券が買えるってあったから先に来たのにー。改悪だ!
ベレンの塔は船を監視する要塞。
半地下にある地下牢は、満潮には水が入ってくるという、超残酷なつくり!怖すぎる。
階段でテラスに出る。天気も良くて気持ちいい~。
特に何があるというわけでもなく、ただ気持ちいというだけで長居する。
螺旋階段で上に。せまい螺旋階段は1つしかないので、上りと下りでなかなか進めそうにないので、
とりあえず一気に最上階へ。
見晴らしがいいので写真など撮って、太陽を遮るものがなく日差しがきついので降りる。
帰りは一応、全部のフロアーを見る予定だったけど、なにしろ階段が混んでるし、
まあたいしたものも置いてなさそうなので、結局ささ~っと降りてしまった。(扱いが雑!)
発見のモニュメントまで歩くよ。
途中、水陸両用のバスがザッバーンと水中に入るのを目撃した。
びっくりしたけど、楽しそう!(ちょっと勇気いるけど)
11:00 発見のモニュメントへ。
ポルトガルといえば、いつもこの写真が出てくるけど、なんでなんだろう?
バスコダガマとかの大航海時代の偉人の彫像が並んでいる。
1541年に日本を発見とか書いてある。あははは。いやぁ発見してくださってどうも。
特に感動はないけど、思ったより大きかったかな。あと、全員ボブカット。
いよいよ、ジェロニモス修道院へ。返す返すもベレンでチケット貰えなかったの痛い。
11:20 ジェロニモス修道院到着。
すっごい行列・・・・。炎天下の中、並ぶ。
私は、汗をまったくかかないので暑さに弱いんですよ。体がどんどん熱くなっていく。
15分くらいたったら、しげちゃんが「日陰にいていいよ」というので、
近くのポールの横に立って、ポールの金属に二の腕を押し当てて熱を放出する。
こんなに暑いなら、濡れタオルを持ち歩くべきだった。(汗の代わり)
しばらく熱を放出したあと行列に戻る。
言っても仕方ないけど、こんなに大きい建物で、入場制限もやってる気配もないし
なんでこんな行列ができているんだろう?
・・・・チケット売り場まで行って分かった。係りの人1人だった。なんでじゃー!
12:10 やっと入場。50分も並んだ。そしてすぐにトイレに並ぶ(10分)。
中は涼しい~。石の床が冷たそう~。
(あの「床がキンキンに冷えてやがるぅ」ってやつやりたい)
回廊が素敵♪彫刻が細かくて、よく見ると面白い。
私はガーゴイルが大好きなんです。これもガーゴイルというのだろうか?
食堂にはアズレージョ(タイル)があった。黄色と青の組み合わせがいいね。
サンタ・マリア教会に入ろうと思ったら行列ができている。
数人出たら数人入るといった感じ。こっちは入場制限なんだ。
入口をしきってるおじいさんが、お客さんと話し込んでいて、何人も出たのに入れてくれない。
え~どうなってんの~?と思ってたら、そのうち誰も入れなくなって、
入口辺りで係員が何人も出てきて何かやり始めた。
おや?誰か有名人でも来るのかな?と思ってたら、暗い顔の人がぞろぞろと出てきた。
あ、、もしかしてお葬式か何かやってたのかも。
その人たちが全員でたら、行列に並んでる私たちも全員入れてくれた。
そういうことね。単にタイミングが悪かったみたい。
中は天井が高く、外から見るよりずっと立派だった。天井がカッコいい!
ステンドグラスも綺麗。
バスコダガマのお棺があった。