宗廟(チョンミョ)
2009年 11月 26日
韓国は超クレジットカード社会で、
どんなに安くてもどんなところでもカード支払いできます。
しげちゃんはウォンと円の感覚がよくわかってないみたいで、
宋廟の入場料₩2,000をカードで払ってましたけど、
日本円にして160円ですよ~。
カード会社の人が腰抜かすよ~~~~。
こちらのガイドさん、伝統衣装(ユニフォーム)がよく似合ってます。
最初、早口でちょっと聞き取りにくかったけど、
面白くて、知識豊富で、最高のガイドさんでした。
(たしか王さんと言ったような)
王宮によくある3列に分かれている道ですが、
ここ宗廟では、真ん中は王様の道ではなくて、王様よりも偉いご先祖様の道。
なので「踏まないでください」いう標識があり、
ガイドさんからも、踏まずにまたいで通ってくださいと説明されました。
位牌を祭ってある場所だそうです。
王朝がどのくらい続くかわからなかったので、
増築に増築を重ね、現在の長さ(109m)にまでなったそうです。
この正殿を正面から全部撮ることはできないので、
斜めから撮りました。
でも、見たかったので
現在は、王族はいないのですが、王族の子孫の方が年に1度、
宗廟で祭礼を行っていて、建物が有形遺産、祭礼が無形遺産に選ばれました。
正殿の奥にはもう一つ永寧殿があって、
そちらにも王様の位牌が祭られています。
王様が無くなった後、臣下が王様の実績を検討して、
「大王」「王」「君」の呼び名を考え
不名誉な「君」をつけられちゃったのは、
「王の男」のモデルの燕山君ともう一人だけだそうです。
そして、正殿で位牌がいっぱいになったら、
永寧殿に繰り下げにするか、焼いちゃうか選択するんだけど
「君」の王様は焼かれちゃったんだって。
ちなみに、永寧殿に最後に祀られたのは
梨本宮家から韓国の王族に嫁いだ方子さまだそうです。
菅野美穂と岡田准一主演で「虹を架ける王妃」というドラマがあったそうですが
見ていませんでした。再放送しないかな~。
そういえば、数年前に日本の赤坂プリンスで、
韓国の王族が亡くなったというニュースを見たような気がするけど、
その頃はよくわかってませんでした。
日韓の間には、悲しい話がたくさんありすぎますね。
ここでガイドさんの説明は終わり。
このガイドさんは、本当に熱心なガイドさんで、
歩いて移動している間も、直接こことは関係のない
ハングルの話や、韓服の話、名字の話や
韓国人と日本人の英語の読み方の違いなど、
楽しい話が尽きませんでした。
ここも合わせて3か所でガイドツアーに参加したけど
だんだんだんとつで、1位でした。
プロって、すばらしいっ!!